【大学研究室秘書の持ち家購入】クリスマスイブ、ひとりで生きることを決めた

本当に人生というのは何があるかわからないものだ。
だってまさか自分が持ち家を購入するなんて思ってもなかった。
ほんの1週間前までは。

急に気になる物件をネットで見つけて、次の日には内覧を申し込んでいた。
そこからはトントン拍子に物事が進んでしまった。
実際に見たらすぐに気に入って即決しそうになったけど、一旦保留。
けど、もうそこに住む自分が想像できて、家具に配置とかを帰り道には考えてた。
今までも何度も内覧に行ってはピンとこず、家探しは諦めてしまってた。
というか、やっぱり女一人が家を購入することが惨めだ、と思ってた。

購入申し込みをしてから契約までは、正直迷ってしまった。
今ならキャンセルしてもペナルティーもないしって。
けど売主さんとかにも迷惑かけるし、中途半端なことしたら自分で自分が許せなくなりそうで。
踏ん切りがついたのは、結局、母の後押しだった。
もう自分の中では決まってたのに、母に反対されるかな、って不安になってたんだよな。
やっぱり母に納得してほしい、っていうのは昔から変わってない・・・・

契約日。クリスマスイブ。
前日からすごく緊張してた。
そりゃ、人生初めてできっと最後になる機会だもん。
ついに、一人で生きていくことを決めた日になった。

もう後戻りはできない。
生き方が決まった。

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